給湯室での会話
Qさん「シールによって中身が違うの?」
あんこ「そうですよ」
Qさん「慰労の品に差をつける会社なんて初めてだ!!(。-`ω-)」
ってQさんご立腹。(Qさんは その時 派遣社員)
直前にカタログギフトが配られ、それについている丸いシール。
課長は何色、平社員は何色、非正規雇用の人は何色って、5色ぐらいに分けられていた。
中身が同じならわざわざそんなことしない。違うに決まってんじゃん。
私は入社1年目、、そもそも このカタログギフトが何で配られているのか、よくわかっていない。イロウってなに??毎年くれるの??くれるって物は貰いまーす♪って状態。
なので、Qさんの怒っている意味がよくわからなかった。
あんこ「へぇそうなんですか。毎年配っているのかと思ってました~」
Qさん「フンッ(-`ω-)ほかで働いたことないもんねっ!!」
・・・学生時代のアルバイトは働いたことにカウントされないのか。別にいいんだけど。新卒で入ったんだから当たり前じゃん。そんなこと言われてもねぇ。
Qさんは、この新入社員より、私の方が何倍も経験があって仕事ができるのに!!なんで私の方が待遇が悪いのよ!!って、普段の言動からも そういう感情があふれ出ているけど、慰労の品に差をつけようって決めたのも、そのシールの色を決めているのも私じゃないからね、私に当たられても( 一一)
で、約1年後・・・
私は給与担当になって、Qさんは正社員になる。
「Qさんの有給は前倒しで付与して」とWさんからの指示。
有給は普通、入社日から6か月後に付与される。
それを、すぐに付与しろってこと。
なんでですか?なんて聞かなかった。Wさんが決めたことではないことぐらいわかっていたから。
で、有給残報告書でQさんに有給が付与されていることに気付いたK課長が
「なんで、Qに有給が付与されているんだ?」
と聞いてきた。
「Wさんからの指示です。」って言う。
「それはだめだ。ちゃんと規定を見ろ」とのこと。
って言われても、Wさん=O常務の指示だってわかるじゃん。
課長なんだから、K課長からO常務に言えばいいじゃん。
けど、言えないんでしょ?下には言えるけど。
めんどくさ。
「Qさんの有給、前倒しで支給するのはだめだそ~です。」ってO常務に言う。
笑ってごまかされる。
ほらね。言ったって意味ないんだよ。
いちいち逆らってたら、時間足りないんだよ。承認通らなかったら、全員の給料が遅れます。
K課長は承認ルートから外されていて、その理由自分でもわかっているでしょ?
K課長がハンコを押す 四角いスぺースが 急になくなっていて、
私がそれに気づかずK課長の所に書類を持って行ったら、
O常務が「違う違う」ってあたふた。
その後、給湯室にてK課長が「悪い事ばっかりしているからだよ」ってw
つまり、規定を守ろうとするK課長は、O常務にとって都合が悪いから、承認ルートから勝手に外されたってことでしょ。
悪い事ばっかりしているってw なんか言い方かわいいけどw
こういう風に、上司によって指示が違うのってほんとストレスなんだけど、
例えを挙げていたらきりがないので、また今度。
同じ時に入社した新入社員の人は、6か月間有給がないので、休んだら欠勤になる。
Qさんだけ特別扱いってことだけど、当の本人は、自分が優遇される分には何の疑問も抱かないみたい。私があなたの有給の事で、板挟みにあっているってことにも気づかない。
「差別しよっ♪」と思ってする人はあまりいないだろうから、そりゃそうだろって思いながら図書館で手に取った本。
プレゼントに差をつけることは韓国でもあるんだって。
この本を読んで、私に当たられても( 一一)ぐらいにしか思っていなかったあの出来事は差別だったのかと、何年も経って気づく。
同じ現象が例として載っていたから 気づけたけど、きっとまだ気づけていない、実はそれも差別ですってことがたくさんあるんだろうな。
で、この慰労の品の勘定科目は何??
福利厚生費?給与?
福利厚生費として計上するためには、従業員全員に平等で、プレゼントの費用が高額にならないようにしなければいけません。
https://business.mistore.jp/magazine/article/5322#i-27
従業員全員が対象だけど中身は平等じゃないカタログギフトは福利厚生費?
そもそも、自分で好きなものを選べるカタログギフトは給与所得とみなされ課税対象となるって書いてある↓
https://horitu-soudan.jp/column.php?cid=924
でも給与所得にすると、給与勘定で処理して源泉徴収を行う必要があるって、
すごい めんどくさくない??こんなことやっているとは思えないなw
仮に、給与で処理していたとして、それなら差別ではない?
だって、給与に差があるのは当たり前でしょ??公正な差別ってこと?
あぁでも、能力と待遇が逆転している(非正規社員よりも正社員の方が能力が低くい)状態がそもそも公正とは言えないのか(;'∀')
思ったのは、Qさんが、慰労の品に差をつける会社に 出会ったことが なかったのは、どう経費として処理するか、面倒になるからっていうのも あるんじゃないのかな、
差別をしたくても税法上の壁があるみたいなw
その壁をどう突破したのかは知らんけどね。
法律は案外、平等にできている(^^♪
なんか難しく考えちゃったけど、単純に考えて、安い賃金でライン作業に従事してくれる人がいるから、その分利益が出ているって考えると、プレゼントは逆にその人たちを優遇するぐらいの気前の良さがあってもいいと思うw (これは逆差別?)
もしかしてそうだったのかな??だって、中身を見たわけでもないし。
なわけないか( 一一)